大麻知識評価ツール(CKAT)の開発
サスカチュワン大学の研究チームは、大麻合法化の文脈における大麻に関する知識を測定するための【大麻知識評価ツール(CKAT)】(https://doi.org/10.1371/journal.pone.0291113)を開発した。CKATは、デルファイ法を用いて開発され、医療専門家、政策立案者、学者、患者、学生から選ばれたサンプルが、内容と開発の専門家として参加した。
主成分分析の結果、3つの領域が特定された: 1.大麻の個人への影響 2.大麻に関する一般情報 3.大麻の害の軽減
最終的な質問項目は16の真偽判定問題(64項目)からなり、フレッシュ・キンケイドの評定レベルは6.3、SMOG指数は7.6であった。CKATは、7年生73名と9年生59名の計132名の生徒によって記入された。ベースライン時の平均CKATスコアは46.2(SD:5.5)であったが、大麻教育プログラム後には50.7(SD:4.6)に上昇した(p<0.05)。
結論として、大麻知識を測定する新しいツールを開発し、7年生と9年生を対象に試験的に実施した。他の文脈におけるCKATの有用性と妥当性を検証するための今後の研究が必要である。